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ラン・アンド・ピース
こないだデイリーの飲み会で「加藤さんはランニングしてますけど、かつてのスポーツへの嫌悪感とかはもう薄れてしまったんですか」と聞かれた。

うむ。たしかに。
もちろん、今でもスポーツに対して心が抵抗感を示す部分はだいぶある。
前にデイリーの記事を野球ネタで書いたのだが、書いている時期に野球仕事で精神が追い込まれていたため、書きながら「俺の大好きなデイリーポータルに、野球なんかの記事を載せてたまるか!」と心が爆発して全部削除しそうになったりなどと、謎の葛藤を自宅のデスクで演じていた。
まあ、いまでも総じて競技スポーツは好きではない。

しかし、昔の嫌悪感以上にランニングという活動には心を深く惹かれている。

ランニングのいいところは、全てが自己完結できるところだ。
自分で走る予定を立て、自分でメニューと目標を考え、一人で走り、走り終えたら一人で結果の反省をする。
そこには小中学校で苦しめられた「他人との優劣を競う」とか「失敗してチームメイトに迷惑をかける」とかは全く存在しない。取り組む相手は純粋に100%自分だ。
これが僕にはすごく合っていた。
このスポーツも悪くないかな、と思えたのだ。

僕は思うのだが、チームスポーツにおける「できない奴へのまなざし」は、非常にシビアなものがあると思う。
よく『失敗したときも仲間がフォローしてくれて……』みたいなのを見るが、普段それなりにできてる奴が失敗したときの話じゃねえか、と思ってしまう。
「そもそも全然できない奴」に対して、スポーツやる人は厳しすぎる。『あれだけできないと、さすがにイラついてくる』みたいに言い出す奴が出てきて、結局苦手すぎる奴は、はじかれていく。教育の仕事をしながら、何度も見てきた光景だ。

しかしランニングという活動には、そういった塩辛い空気を感じたことは一度もない。

僕らは競技ランナーではないし、速い人もいるし遅い人もいる。
各自が、各自の目標を持って走る。
速い人の練習方法を見習ったりする。
忙しい仕事の合間を見つけて走る。
年齢なりのメニューを組み立てて走る。

市民レースも、レースと言いながらスタートラインにいるのは敵ではない。戦友だ。
戦う相手は自分だ。
みんなが自分の目標に向かって、精神と身体の調節を20kmなり40kmなり続ける。
レース前にイメージした通りに、体を動かせるかだけを考える。
そして走り終えたあと、みんな好きなものを食べながら今日の自分を振り返り、反省を心の中に持ち帰っていく。
ラン・アンド・ピース。河原でやっている小さなロックフェスのように平和な活動だ。

しかし、こんなピースフルで地味な活動がたまにディスられているのを見る。
なぜっ!?と思う。

思うにあれだ、何でもイケてる風にしたい人たちの仕業だ。
ランニングブームのはしりの頃、夕方に銀座の街中を走るOLのランチームみたいなのがテレビで紹介されてて、あれはさすがにばかかと思った。
どう考えても夕方の銀座を集団で走る理由が見当たらない。信号多いし、みんなの邪魔だろう。

この感覚、好きだったマンガが原作のドラマを見たら、原作の良さが根こそぎ無くなってた感覚に近い。

まあというわけで、ついついディスりたくなるものもちょびちょびあるのですが、ランが総じて平和な個人商店的活動であり、決して運動を嫌いだった子供の頃の気持ちを裏切るものではないということを何となくつかんでもらえれば幸いです。
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【2012/12/25 23:35】 | 体育研究室 | トラックバック(0) | page top↑|
東京100円自販機マップ
デイリーポータルZに記事を書きました。

100j900.jpg

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自販機しか出てこないという究極マニアックな記事ですが、読んでくれた人がいてよかったです。

あと、冬はしばらく中ネタに注力する予定です。

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【2012/12/12 00:20】 | 都市研究室 | トラックバック(0) | page top↑|
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