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ランニング始めて20年
ゴールデンウィークが過ぎて自分も35歳になり、ふと思う。
ああ、今年でラン始めてちょうど20年なんだなあ、と。

きっかけは何ということも無かった。
僕の母校には、「ゴールデンウィークに夜通しで登山した上、そのあと35km歩く」という気が違ったような行事があり、高校1年生の僕は、その行事に参加するために生まれて初めて「スポーツ用の靴」というものを買った。まあ、その行事自体は本当につらくてキツくて達成感も無く、二度とやるか!という気持ちで終えたのだが(実際に翌年からさぼった)、僕の手元にはそのランニングシューズが残った。

「せっかく買ったし、これ使うか……?」

とはいえ運動なんかまともにしたことの無い75kgの肥満少年だった僕は、運動用ウェアなんてのも何一つ持っていなかった。しかたがないので中学校の体育着であるダサい短パンをはいて、隣の神社を2周(3.5km)することにした。走ってるのがそもそも恥ずかしいし、中学校の短パンなんかはいてるのがさらに恥ずかしいので、誰にも見られないよう夜中にこっそり走った。
それならスポーツ用品店行ってウェア買えばいいじゃん、と思うかもしれないが。運動全般に強力な忌避感・劣等感を持っていた僕にとってスポーツ用品店とは、僕などが入った日には全ての店員と客に「おまえの来るところじゃない、帰れ」と思われているような気がする場所で、とうてい足を踏み入れられる領域ではなかった。ヤンキーが図書館に行った時の気持ちとはこんなものなのだろう。
というわけで、1枚しかない上下の体育着を走ってはすぐ洗って乾かしを毎日繰り返した。
東南アジアの子供のようである。
それを始めたのが、ちょうど今頃、5月の末頃だったと思う。

あれから20年、新しく始めたり、夢中になったり、もう飽きたりした趣味はあれこれあったが、ジョギングだけはずっと続いた。ジョギングは運動音痴の民にとって、最後に残された救いの土地のようなスポーツで、半年以上走らなかったり、タバコばかり吸ってたりした時期もあったが、誰も怒らない、誰にも文句つけられたりしない。走りたいときに走りたいペースでやればいいだけだった。
靴は今ので7足目だ。初代の靴、20年前のナイキ・エアペガサスは3年間使ってぼろぼろになり、とうの昔に捨ててしまったけど、あの靴から始まったと思うと本当になつかしい。あの靴に、もう一度会ってみたい気がする。
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【2014/05/24 22:37】 | 体育研究室 | トラックバック(0) | page top↑|
つくば駅から筑波山の山頂まで走る
つくばエクスプレスの終点・つくば駅から筑波山まではバスで行くのが普通だ。
しかし登山口まで距離にして約16km、ランニングをやってる人にとって、ひどく長い距離ではない。今日はちょっと頑張って、つくば駅から筑波山の山頂まで走ってみることにした。



メジャーな国道や県道を行ってもいいが、空気が悪いしつまらない。
さいわい、筑波山付近は江戸の昔から伝統のある道や気分のいい遊歩道があちこちにある。今回は、それらを組み合わせて風情豊かなコースを考えてみた。

1.ペデストリアンウェイ
現在のつくば市の中心部を南北に突き抜ける緑豊かな遊歩道だ。つくば市の象徴といってもいい。ランナーだけでなく、時にはロボットもこの道を駆け抜ける(本当)。

IMG_5395.jpg


2.筑波大学構内
つくば市最大の観光名所にして学園都市の精神的支柱、筑波大学。
1周10キロの広大な敷地の中は至ってフリーダムで、誰でも入れるし好きに散歩できる。走ってきたペデストリアンウェイが多少くねくねしながらも学内を南北に走っているので、安心して進める。


大きな地図で見る

ただ、北の学生寮まで突き進むと道に迷う。ある程度のところで東の大通りに合流するといい。小川が尽きたあと車道と交わるので東に抜ける。


より大きな地図で 抜け道 を表示

3.~東大通り、小田城址
ローソンが見えてきたら昼飯を買い筑波山が見える方向に進もう。一の矢八坂神社というまあまあに大きい神社に出くわす。ここから地方豪族のいた小田城址までまっすぐ道が伸びている。川も渡れる。

IMG_5362.jpg
左奥が筑波山

この道、一見何の変哲もない田舎道だが、豪族の城、渡河橋、中規模の神社、と重要施設をつないでいることを考えるとなかなか歴史のある道だったのではないだろうか。実際、地図で追ってみると今でこそ各施設に分断されているがかつては一本道だった様相がうかがえる。昔は主要道だったのだろう。

途中、Y字路ぽい道がいくつかあるが、基本筑波山の方に直進すれば間違いない。この山に向けてただ進めばいい、という感覚がバカ素直っぽくて気持ちいい。

IMG_5364.jpg
つきあたり。

とか言って山に向けて進んでいると突然つき当たる。小田城址、かつての豪族の城だ。
以前デイリーポータル向けに近所の城址を巡る、という記事を思いつき、調べてみたらインターネットでやりつくしている人がすでにいた。歴史は容易に足を踏み入れるべきではない分野だなと思った。公園として整備中の城址を迂回しつつ筑波鉄道跡地へと分け入る。

4.筑波鉄道跡地(つくばりんりんロード)
筑波鉄道という土浦から筑波山まで走っていた鉄道は廃線になり、「つくばりんりんロード」というセンスの片鱗もない名前の遊歩道に整備し直されている。遊歩道なのでグーグルマップでは目立たないが、実際歩くとにょろりにょろりと途切れずに進みながら茨城を縦断する面白い道だ。

IMG_5366.jpg

しかし、ジョギングコースに最適かも!?と思って一度走ってみたら意外と良くなかった。周りに何も無いため、あまりに風が強すぎるのだ。少し肌寒いと思うとみるみる体温を奪われて、しかも逃げ込む場所も無い。死ぬかと思った。風が強すぎる日は避けよう。
国道125号の下をくぐったら右折。筑波山神社に向かう。

IMG_5368.jpg


6.つくば道
つくば道は徳川家光の時代に開かれた由緒ある道で、筑波山の表参道だ。
道の入り口である北条地区は登山口として栄え、古い寺社や石垣が今も残り鎌倉の山寺のような風情を残す。

IMG_5369.jpg

いまでこそつくば市の中心地区は学園都市に移ってしまったが、負けずに町おこし頑張るぞ!と張り切っていた矢先、2012年の巨大竜巻に襲われて甚大な被害を受けた。やるかたない思いになる。僕は北条地区を応援したい。

さて用水路に沿ってさかのぼり、上記の神社が見えたら角を左折しよう。ここから筑波山神社までは一本道だ。

IMG_5371.jpg

ただここから登りが始まるのでウルトラくそしんどい。下見で走ったとき、マジ死ぬかと思った。しかし季節が良ければ藤や桐の花なども咲き誇り、おいおい源氏物語かよといった平安風情も味わえる。

IMG_5283.jpg
桐壷のポニョ

7.筑波山登山道
神社まで着いたら、あとは神社の右手奥から伸びる登山道で山頂を目指そう。

IMG_5375.jpg
水がうまい。

神社の手水も湧水だし、中腹で湧き出る男女ノ川源流もうまい。
「走れメロス」は最後には湧水飲んで力を出して走り切るが、ここまで20キロ野山を駆けてきた自分にも思わずメロスの姿が重なった。いっそ原作に合わせて全裸になり駆け出したいところだが、休日は意外と登山客が多いのでやめておこう。

IMG_5378.jpg
ゴール

厳密には山頂ではなく双峰の谷間「御幸が原」だが、僕は山頂には何度も行ったのでここでやめにした。もういい。ケーブルカー&路線バスで駅まで戻る。運賃1300円。


筑波大のサッカー部は1年生歓迎行事として、大学~筑波山の深夜往復ランニングをやるらしい。夜明けを山頂で眺めるのだそうだ。それもも楽しそう。往復はキツそうなのでさておいて、いつかそれにも挑戦してみたいなと思う。

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【2014/05/13 00:00】 | なし | トラックバック(0) | page top↑|
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