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雑草の実で作ったお粥がうまかった(@DPZ特集)
デイリーポータルZに記事を書きました。

mugi900.jpg


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脱粒性の話。マニアックなので、本文には書かなかった。

今回の記事のために、実は何度もカラスムギの群生地まで行った。
それというのも、収穫の頃合いがうまくつかめなかったからだ。

え、そんなのしっかり実ってから行けばいいだけじゃん、と思うかもしれない。
でも野生の麦には、それは通用しない。
なぜなら、原種である野生の穀物には、脱粒性があるからだ。


脱粒性とは、実が自然と穂から落ちる性質のこと。
熟した実が落ちてしまうと、農家が収穫を一斉に行えないため、栽培作物としては失格となってしまう。
なのである穀物が栽培種になるためには、脱粒性を持たない、非脱粒性の個体である必要がある。

mugi910.jpg
脱粒性がある状態。一つの穂が実っているそばから、もう実が落ちていたりする。

「非脱粒性の獲得」、これが米も麦も、すべての穀物において、ある野生種が作物種になるために欠かせない要件なのだ。

きっと農業の歴史の中で、名前も残っていない農夫があるとき、非脱粒性の獲得に成功し、名前も残らない英雄となったのだろう。

やはり歴史には頭が下がる。


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【2011/07/02 22:46】 | 食品研究室 | トラックバック(0) | page top↑|
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